ごあいさつ

牛木久雄(代表理事)

本財団設立を遺言した故片倉もとこ(2013年2月23日逝去)は、文化人類学者として、生涯にわたって中東の遊牧民とアラブ・ムスリムの研究に従事し、多大な成果を上げました。片倉によって、それまで日本では殆ど知られていなかった中東文化について、多大な知識がもたらされる事になりましたが、その中には、日常生活におけるアラブ独特の価値観、アラブ女性の世界、アラビア海洋民(海の遊牧民、片倉による呼称)の存在、などがあります。片倉は、自分の研究の「原点」は沙漠であり、「沙漠のままの文化を大切にしたい」との言葉を残して他界しました。そして遺言には、遺産を基金として沙漠文化の研究者や芸術家に役立ててほしいとありました。本財団は、この遺言に基づき非営利型財団として設立され、片倉の遺志の実現を目指すものであります。

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