【特別講義】5/25(月)秋田大学特別講義「我が国はエネルギー資源確保のため中東イスラーム世界とどうつきあってきたか―歴史上どんなプレイヤーが活躍したか?将来どのような人材が必要とされるか?」

沙漠文化に関するさまざまなイベント情報をご案内します。

5月25日(月)秋田大学手形キャンパス60周年記念ホールにて、特別講義「我が国はエネルギー資源確保のため中東イスラーム世界とどうつきあってきたか―歴史上どんなプレイヤーが活躍したか?将来どのような人材が必要とされるか?」が開催されます。講師として、当財団評議員の片倉邦雄(元エジプト、イラク、UAE大使)が参加いたします。詳細は、秋田大学ホームページをご参照ください。

【場所】 秋田大学手形キャンパス60周年記念ホール
     〒010-8502 秋田市手形学園町1番1号

【日時】 5月25日(月)14:30~15:30

【内容】

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<講義要旨>

    1.エネルギー資源の乏しい日本は、エネルギー流体化時代に入り、国力増進、生活向上のため、石油・天然ガスなどの安定供給を求めて中東・イスラーム圏の国々・人々とつきあってきた。
    2.第2次大戦直前、サウジアラビア王国と初めて石油開発利権交渉を行った横山ミッション(1939)、戦後日本で初めてサウジ・クウェイトと自主開発協定を結んだアラビア石油KK山下太郎(1957-58)、第4次中東戦争直後、日本など西側消費国に対して石油供給カットを行ったアラブ産油国との交渉に当たった三木ミッション(1973)などの活躍に着目する。
    3.原発事故以来、従前以上に中東・イスラーム諸国からのエネルギー資源の安定供給は重要になっている。そのために必要な人材は?これら地域の厳しい自然環境に耐えうる体力と、異文化環境に適応できるタフな精神力、そして英語、アラビア語などコミュニケ―ション能力・交渉力を培っていくこと。

【主催】 秋田大学国際資源学部
【備考】 一般無料公開
【お問い合わせ】
            国際資源学部資源政策コース教授 縄田浩志
            TEL:018-889-2094,3256
            E-mail:nawata(at)gipc. akita-u.ac.jp        
                       ※ (at) は @ に置き換えて下さい。

【写真展示】5/23・24「半世紀前 片倉もとこの見たオアシス ワーディ・ファーティマ」

沙漠文化に関するさまざまなイベント情報をご案内します。

2015年5月23日(土)~24日(日)、日本沙漠学会第26回学術大会の開催に合わせ、秋田カレッジプラザにて、写真展示「半世紀前 片倉もとこの見たオアシス ワーディ・ファーティマ」を主催いたします(共催:日本沙漠学会沙漠誌分科会)。

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【場所】 カレッジプラザ 小講義室2
     〒010-0001 秋田市中通2-1-51 明徳館ビル2F
     TEL: 018-825-5455  
                  アクセスはこちら

【会期】 2015年5月23日(土) 10:00〜17:30
                       5月24日(日)   9:00〜16:30

【内容】
片倉もとこが、約50年前の1960年代末、サウジアラビアのワーディ・ファーティマで撮影した、女性たちのくらしを展示します。
当財団は、本年3月に同地を再訪し、今後片倉もとこの行ったフィールドワークのフォローアップ事業を進めます。
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【主催】 片倉もとこ記念沙漠文化財団
【共催】 日本沙漠学会沙漠誌分科会
【備考】 一般無料公開
【問い合わせ先】事務局  藤本
                            Tel:03-6407-9873
                            メール:office(at)moko-f.com
                            ※ (at) は @ に置き換えて下さい。

【公開シンポジウム】5/16・17「家畜化と乳利用 その地域的特質をふまえて―搾乳の開始をめぐる谷仮説を手がかりにして―」

沙漠文化に関するさまざまなイベント情報をご案内します。

2015年5月16日(土)、17日(日)、京都大学・稲盛財団記念館大会議室にて、公開シンポジウム「家畜化と乳利用 その地域的特性をふまえて―搾乳の開始をめぐる谷仮説を手がかりにして―」が開催されます。
詳細は、日本沙漠学会ホームページをご参照ください。

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【日時】2015年5月16日(土) ・17日(日)

【場所】京都大学・稲盛財団記念館大会議室
           〒606-8501京都市左京区吉田下阿達町46
       アクセス:http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/about/center-map01.gif

【内容】
<第1日目>
9:00~9:10 はじめに

基調講演
9:10~10:30   谷 泰(京都大学名誉教授)
「搾乳はいかにして開始されたか?―西アジアにおける家畜化の意味と管 理技法の展開から―」
10:30~11:15  小長谷 有紀(人間文化研究機構)コメントと質疑応答
11:15~12:40 昼食

  文化人類学からの視点〈谷泰仮説をめぐって〉
12:40~13:20 平田 昌弘(帯広畜産大学)
                       「ユーラシア大陸乾燥地における牧畜と搾乳」(乳利用の重要性)
13:20~14:00 鳥塚 あゆち(法政大学)
                     「南米アンデス地域におけるラクダ科動物の群管理と乳利用不要に関する 考察」(乳利用の不在)
14:00~14:40 佃 麻美(京都大学)
                      「アンデス牧畜におけるアルパカの母子間関係と介助技法」(乳利用の不在)
14:40~15:10 休憩
15:10~15:50 高倉 浩樹(東北大学)
                     「肉利用家畜化の成立条件と牧畜適応の発展:シベリアの事例から」(乳利用の不在)
15:50~16:30 辻 貴志(国立民族学博物館)
                      「フィリピン沿岸域の生業と生物資源利用における家畜と乳利用の実態」 (乳利用の不在)
16:30~17:30 意見交換・総合討論

18:30~20:30 懇親会(楽友会館)

<第2日目>

考古学からの視点〈牧畜化と乳利用をめぐって〉
 9:00~ 9:40 藤井 純夫(金沢大学)
                       「定牧・移牧・遊牧:ヨルダンの遺跡調査から」
 9:40~10:20 三宅 裕(筑波大学)
                       「西アジアにおける乳利用の開始とその意義」
10:20~10:40 休憩
10:40~11:20 本郷 一美(総合研究大学院大学)
                       「動物考古学からみた家畜化と乳利用開始」
11:20~12:00 鵜澤 和宏(東亜大学)
                       「動物考古学から探るアンデス的牧畜の起源」
12:00~12:30 池谷 和信(国立民族学博物館) コメントと質疑応答
12:30~14:00 〈昼食〉

全体討論
14:00~16:00  「谷泰仮説(搾乳開始論)の検討」
                      「牧畜と搾乳についての新しい視座の発見」
                      「新しい牧畜モデルの構築」

【主催】
        基盤研究(A)「乳文化の視座からの牧畜論考―全地球的地域間比較による新しい牧畜論の創生」
       (代表・平田昌弘)
【後援】  
        基盤研究(S)「肥沃な三日月弧」の外側:遊牧西アジアの形成史に関する先史考古学的研究 」
        (代表・藤井純夫)
   新学術領域研究 (領域代表:常木晃)「西アジア都市文明の資源基盤と環境」 (代表・本郷一美)
   日本沙漠学会沙漠誌分科会
   乳の学術連合「乳の社会文化ネットワーク」

【問い合わせ先】
  シンポジウム事務局 平田昌弘
  e-mail: masa(a)obihiro.ac.jp
                ※(at)を@に変更してください。
  TEL:075-707-2100(代表)

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