1960年代からおよそ半世紀にわたる研究生活の中で、片倉もとこは多くの文章を書き記しています。その中の一部を紹介します。
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- 装飾面ブルグア
- 未婚女性のスマーダ
- 涸河・ワーディ
- 地名の由来
- 原点
- 水を運ぶ女性たち
- 写真を撮らなかった夜会
- 「みられる私」から「みる私」
- ゆとろぎ
- ベドウィンのくらしとゆとろぎ
- 荒野のトイレ
- 沙漠と都市―女性の活動域
- ゆったりとした時をすごす
- ナツメヤシ製からブリキ製へ
- 沙漠の厳しい日差しから身を守る
- 肌着にみられる工夫
- 黒いアバーヤの下には
- 「一眼」でわかる
- 足輪の音色
- 財としての金
- 夫婦は別財産―女性の財産は女性のもの
- 水くみの道具
- コーヒーのつくり方
- コーヒーとコミュニケーション
- 家畜糞や薪が燃料に(1970年代の活写)
- オイルランタンから電力へ(1990年代の活写)
- 沙漠の奥まで到達した近代化の波
- 炭火アイロンを使う人びと(1970年代の活写)
- ラジオや電話の普及とイスラーム型近代化
- 香りからめばえる恋
- もてなしとくらしの中のバラ水
- 日没
- 朝
- 昼
- きれいにすることは「信仰の半分」
- 縁談を決める
- 結婚契約式
- カーテンの儀式
- 自ら学びとる
- 私の生徒たち
- ドクトーラ・モコ
- アラビア語教師・片倉もとこ
- 井戸端ではぐくんだ恋物語
- 人間性弱説
- 乙女のまつり
- 砂嵐と太陽とヴェール
- 私の消夏法
- 浄めのザカート
- こどものまなび
- フィールドを肌身で感じる
- 結婚の準備
- 砂漠のピクニック
- 移動区間も生活空間
- 豊かな沙漠
- 遊牧民の居住空間
- 女性の部屋ハラム
- 砂の庭と沙漠
- 歓待は絨毯の上で
- 恋のメッセンジャー
- アラブのもてなし
- 水に対するかんがえ
- 朝のコーヒー
- 熱いお茶とコーヒー
- 食事のスタイル
- 手回しミシン
- ムラッバア(四角い住まいの砂庭)
引用文献
- 片倉もとこ(1977)「遊牧の女性-アラビアの砂漠に生きる人たち-」『世界の女性史14 中東・アフリカⅡ 閉ざされた世界から』評論社、185-220頁。
- 片倉もとこ、佐藤信行、青柳清孝(1977)『文化人類学―遊牧・農耕・都市』八千代出版
- 片倉もとこ(1979)『アラビア・ノート―アラブの原像を求めて』NHK出版(2002年にちくま学芸文庫より再版)。
- 片倉もとこ(1981a)「砂漠の結婚式」『NHKみんなの科学 民族の知恵3』日本放送出版協会、172-183頁。
- 片倉もとこ(1981b)「アラブのもてなし」『週刊朝日百科世界の食べもの西アジア2』44:99-103頁。
- 片倉もとこ(1982)「アッラーの恵の“いただき方”」 梅棹忠夫監修『世界旅行―民族の暮らし-2食べる・飲む-料理のルーツからマナーまで』日本交通公社出版事業局、78-85頁。
- 片倉もとこ(1982)「沙漠に生きるベドウィンのテント」梅棹忠夫監修『世界旅行―民族の暮らし3住む・憩う―民家と家具、そして人の営み』日本交通公社出版事業局、110-119頁。
- 片倉もとこ(1984)「荒野に生きる女たち」『季刊民族学』28:6-23頁。
- 片倉もとこ、神崎宣武(1984)「《対談》遊牧と農耕のモノの文化をたずねて―移動と定住の生活技術をさぐる」『望星』3月号:47-48頁。
- 片倉もとこ(1985)「子どもの労働と遊び―アラブの事例を過して」、岩田慶治編『子ども文化の原像―文化人類学的視点から』、日本放送出版協会、733-760頁。
- 片倉もとこ(1986)「アラビア人の住まいと生活」片倉もとこほか『いまアジアを考えるⅢ』三省堂、1-26頁。片倉もとこ(1987a)『沙漠へ、のびやかに』筑摩書房。
- 片倉もとこ(1987b)「西アジアの都市生活」『月刊みんぱく』5月号:12-13頁。
- 片倉もとこ(1989)「人と香り」『信濃毎日新聞』11月7日22面。
- 片倉もとこ(1991)『イスラームの日常世界』岩波書店。
- 片倉もとこ(1991)「中東から世界を見る」『石川自治と教育』11月号: 24-34頁。
- 片倉もとこ(1995)「ベドウィンと暮らして」『さかーふぁ』Vol.5 No.13:1-11頁。
- 片倉もとこ(1999)「沙漠のうた―産業型開発から文化型開発へ」、『沙漠研究』9-3:巻頭言。
- 片倉もとこ(2000)「「ゆとろぎ」とすまい―ネオ・ノマディズムの時代にむけて」『住まいと文化』麒麟社、174-179頁。
- 片倉もとこ(2008)『ゆとろぎ―イスラームのゆたかな時間』岩波書店。
- 片倉もとこ(2013)『旅だちの記』中央公論新社。